「ろくむし」??

昭和50年代に小学生だったおじさんたちが飲む度に「ろくむし」が面白かった!!

と酒の肴になる話題。

当時の石井小学校で「バズ」ってた遊び。

やおボール(柔らかいボール)を手で打ち、三角ベースを駆け回り(六周)、陣地を飛び出している走者にボールをシャツけて(当てて)アウトにする遊び。

ワイルドさとスピードと知恵が必要な高度なボール遊び。

そんな遊びを何十年ぶりかに復活させました!!(令和6年5月21日)


レジェンドから遊び方を聞いて、容赦の無いドラフト会議を経て、

いざプレイボール!!


攻撃と守備に分かれます。

ルールは、下投げのボールを手で打った人はランナーとなります(なれます)。

3つの塁を1周し、5周したら「帰って!!ラ!!」と宣言。

※「ラ」はラストって意味らしい。

一人でも6周できたら1点入って勝ち!!


バッターは打ちやすい球を打ったのでかまいません。

空振り、ファールは「アウト」となり走者になる権利を奪われます。

※フェアーゾーンはサークルを3つ作り(ホーム、ファースト、サード)ホームから他のサークルをみて90度のゾーン

バッターは3回まで打てます。

1度打球を飛ばしてもサークル(陣地)から飛び出さず待機していてもかまいません。

次のバッターが打って時に陣地を飛び出してもかまいません。

※ピッチャーが投げたボールに触れたら「命を授かり走者となれる」と解釈しました。


もし、バッターサークルに誰もいなくなってしまったら、「むし」が発生します!

上の画像は「むし」が発生した状態です。

「むし」が発生した場合は、自分の身長の二倍の高さまで頭上にボールを投げ上げます。

「0.5、1、1.5・・・」

「ろく」のカウントを読み上げられるまでに「陣地」を出なければなりません。


これの繰り返しで見事6周できたら勝ちです!!


ノーバンはキャッチするのではなく片手で触れたので「アウト」となりますが、反対の腕はお尻の方に腕を隠すようにしなければなりません。※ここが味噌!!


ランナーは守備側が投げたボールを捕った場合は利き手でない腕で好きなところに放り投げる権利を得ます!!

投げ散らかしておいて自分は塁を進めていきます。


ローカルルールなので世代によってルールは違うそうですが大体こんな感じの「ぶつけ鬼」遊びでした!

容赦の無い小学生には以って付けの遊びだったんだろうと推測できます。


昔遊びを再現しいただいたO本さんありがとうございました!!

石井村のこどもたちに伝承できたことでしょう!!


今度やりたいおやじも集めてやりましょう!!

いつも「ろくむし」の話題をあげていただく会長も!!


みなさんケガしない程度に!!



<追記>令和6年5月25日加筆 

「帰って!!ラ!!」

の「ラ」は「ラッキー」の「ラ」という濃厚説が浮上!!

単純に「ラッキー!!」と叫んでいた説も!!

各学年によって解釈が違うようで、これまた盛り上がるネタですね。





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